
車に乗る人なら誰でも知っている「タイヤ」というパーツ。でも、その重要性や、日頃のメンテナンス、車検で見られるポイントまでしっかり理解している人は意外と少ないかもしれません。

今回は、タイヤの役割から、日常的に気をつけたいチェック項目、そして車検時の基準まで、わかりやすく解説していきます💡
■ タイヤの役割と重要性
タイヤは、ただ車を転がすだけの黒いゴム…ではありません。
実は、「走る・曲がる・止まる」すべての動作を支えている超重要パーツなんです。
路面と接している唯一の部分でもあり、たったハガキ4枚分程度の面積で、車の重量や加速・制動力を支えています。だからこそ、タイヤの状態ひとつで事故につながる可能性もあるのです。

そんな重要に見えないですよね(笑)1本パンクしたらもう走れないですもんね☝️
■ 日頃のメンテナンスで安全を守る
安全に走るためには、日常的なタイヤチェックが欠かせません。以下のポイントを定期的に確認しましょう。
✅ 空気圧チェック(月1回が目安)
・空気圧が低いと燃費が悪化し、偏摩耗やバーストの原因に。
・ガソリンスタンドや自分のエアゲージで簡単に測れます。
・☑️ ガソリンスタンドなどで無料でチェックしてもらえるので活用してみましょう💡
✅ 溝の深さ(スリップサインに注意)
・残り溝が1.6mm以下だと車検NG。雨の日の制動力が大幅に落ちます。
・☑️ 距離走る方はこまめにチェックしたいですね☝️
✅ 偏摩耗(片側だけ減ってるなど)
・アライメント不良や空気圧の問題が疑われます。
・放置すると交換時期が早まり、コストもアップ。
・☑️ 【アライメト】とはタイヤの向きが合っているかを見る感じです。これが合っていないと変なタイヤの減りになります。出来れば脱着したら見ておきたい所です🛞
✅ キズ・ひび割れ・異物の刺さり
・小さなヒビでも高速道路では危険。早めの点検・交換が大切です。
・☑️ 車に乗る前に、チラッとチェック出来ると🙆

◾️ タイヤサイズの見方
タイヤの側面に書かれている「〇〇/〇〇R〇〇」のような表記。
例えば「195/65R15 91H」なら以下の意味です👇
- 195:タイヤ幅(mm)
- 65:扁平率(断面の高さ ÷ 幅)➡️タイヤを横から見た時の厚み。
- R15:ラジアル構造・15インチホイール対応
- 91H:ロードインデックスと速度記号(耐荷重・最高速度)


■ 車検でチェックされるポイント
車検では、タイヤの状態も細かく見られます。特にチェックされるのは以下の点です。
項目 | 基準・内容 |
---|---|
残り溝 | 1.6mm未満はNG(スリップサインが露出していないか) |
外傷・損傷 | 目に見えるキズや亀裂があると通らないことも |
空気圧 | 基準以下だと再調整が必要 |
ホイールとの取り付け | ナットの緩みやガタつきがないか |
「車検前だから」と無理して古いタイヤを残すのはおすすめできません。命を預ける部分だからこそ、早め早めの交換が安心につながります。
■ まとめ:タイヤの状態=あなたの命
「タイヤは車の靴」なんて言われることもありますが、実際にはそれ以上の意味があります。
足元がしっかりしていないと、どんなに高性能な車でも性能を発揮できません。

日々のメンテナンスで状態を把握しておけば、いざという時のトラブルも防げるし、車検前に慌てて交換することもなくなります☝️
気になる方はぜひ、自分のタイヤをチェックしてみてくださいね💡
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